畳数に惑わされないで!間取りをちょっと変えるだけでこんなに良くなる 2階編

家づくりのこと
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こんにちは、syandyです。

今日は間取りについてお話します。

現在検討中の間取りから、坪数や大幅な変更は無しで、もっと使いやすくならないか、という相談を受けました。

ちょっと変えるだけでとっても使いやすい間取りに変えることができますよ。

現在検討中の間取り

現在検討中の2階の間取りはこちらです。

元々の間取り

洋室1と2のクローゼットの建具は無しにしてあるので、そこは変える必要はなさそうです。

ちなみにここのクローゼットに建具を付けると、こんな風に勉強机を置けませんね。

クローゼットの建具についてはこちらの記事もご覧ください♪

修正1:ウォークインクローゼットの入口を変更するだけで収納力UP

現在のウォークインクローゼットなんですが、これでも良いのですが、広さの割に収納量がやや少ない気がします。

なので、入り口をこのように変えてみました。

ウォークインクローゼットの入り口を変えてみた

左側にあったウォークインクローゼットの入り口を下に移動させました。

下に入り口がある分、ベッドサイドが狭くなりそうだったので、主寝室を広げて、ウォークインクローゼットの奥行を縮めました。

また、ウォークインクローゼットの横幅は通路分を確保した上でぎりぎりまで広げました。

その結果、ウォークインクローゼットは2.4畳→2.2畳に減りましたが、反対に収納量は増えています!

変更前 2方向しか収納に使えない
無駄なスペースを無くしたウォークインクローゼット
変更後 3方向が収納に使える!

修正2:主寝室の入口の位置を変更して使い勝手UP

次に私が気になったのはこの部分です。

ごちゃごちゃしている部屋入口

主寝室に入ってすぐのスペースがなんとなく無駄な気が…

しかも主寝室と洋室1のドアの位置が近すぎて圧迫感があるのと、このままではどちらかのドアのサイズを少し小さくする必要があります。

そこで、考えた結果、

思い切ってこんな感じにしてみました。

変更後の素晴らしい間取り

すごく良くなったと思いませんか!?

全ての部屋のドアが外開きになったことで、部屋が使いやすくなりました。

また、廊下側も広い空間になり圧迫感がなくなりました。

主寝室の畳数は数字上は0.5減りましたが、もともと内開きだった建具を外開きに変えているので、実際に使える空間というのは全く変わっていません。

パースで見比べてみよう

図面だけではイメージもなかなかわきづらいかもしれないので、パースでも見比べてみましょう。

まずは廊下側の変更前のパースです。階段側から見ています。

間取り変更前の廊下パース
変更前の廊下から見たイメージ

分かりやすくするため主寝室のドアだけ色を茶色にしていますが、隣のドアとの圧迫感が否めません。

続いて変更後の廊下のパースをみてみます。

間取り変更後の廊下パース
変更後の廊下からみたイメージ

どうですか!?

圧倒的に広々して良い感じではないでしょうか。

しかし気になるのはやっぱり部屋の畳数が減ってしまった主寝室ですよね。

減ってしまってどうなってしまったか見てみましょう。

↓まずは元々の変更前のパースです。

元々の主寝室パース
変更前の主寝室イメージ

↓続いて、ウォークインクローゼットの入り口を変えた後のイメージです。(ドアの位置はまだ変えていません)

間取り変更途中の主寝室パース
ウォークインクローゼットの入り口を変えた時点の主寝室イメージ

最後に、ドアの位置も変更して主寝室が狭くなったイメージです。

間取り変更後の主寝室パース
ドアの位置も変えた後の主寝室イメージ

どうでしょうか?

狭くなったのが気になりますか?

実際に狭くなった部分は、もともとはドアが開く場所なので使えなかった場所です。

外開きになったので、部屋のスペースをドアのために使わなくてよくなりました。

なので使える実際のスペースは変わっていません。

まとめ

今日は、ちょっとした変更で、圧倒的に使いやすくなる間取りの変更例について書いてみました。

家づくりをしている人の参考になればうれしいです♪

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